手痛いミス、手痛い敗戦。それでも次がある【島崎英純】2022Jリーグ第24節・名古屋グランパス戦レビュー

©Takehiko Noguchi
編成ミス
浦和レッズ、名古屋グランパスは共にYBCルヴァンカップ・プライムステージ準々決勝第1戦から中2日のJリーグでターンオーバーを採用した。ただし、名古屋がリーグ戦で主力を固めたのに対し、浦和は戦力の均等化を目指したようにも見えた。アレクサンダー・ショルツがベンチ外、ダヴィド・モーベルグがベンチスタートと、両外国人選手が前回のゲームで足を痛めた影響もあったが、ダブルボランチを岩尾憲&伊藤敦樹から柴戸海&平野佑一にした点や、トップ下の江坂任、1トップのキャスパー・ユンカー、そして関根貴大と松崎快の両翼という直近のリーグ戦とは異なる攻撃ユニットを形成したことからも、リカルド・ロドリゲス監督が今回の名古屋との3連戦をチームの総合力を求めていることがうかがえる。
ただ、今回の浦和のチーム編成はバランスを大きく崩した。幾つかの問題点を挙げていこう。
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