【FUKUDA’S EYE2022】福田正博:『あえて苦言を呈する。浦和はすでに目標未達の岐路に立たされている』

ロドリゲス監督のチームスタイルは確実に浸透している/©Takehiko Noguchi
積み上げはできている
今の浦和レッズは昨季からやろうとしているチーム戦術の積み上げができている。監督の趣向に合った選手を揃えて、やりたいことを表現しようとしている。もちろん対戦相手によって戦い方は変わる。それでも、しっかりと分析しながら相手の長所を封じつつ自らの力を発揮できるような戦い方をしている。
現状では代えの利かないメンバーが何人かいるかもしれない。それでもハードスケジュールの中で若干選手を入れ替えながら、しっかりと自分たちのサッカーを表現できているように感じる。
一方で、もしリーグ優勝を本気で狙っているのならば、引き分けを勝ちに、負けを引き分けに、そして勝利すべき試合は当然勝点を得るような戦い方をしなければならない。その意味ではリカルド・ロドリゲス監督の志向とは異なるかもしれないが、局面を劇的に変えられる選手の存在は必要だと思う。相手ゴール前で決定的な仕事を果たして点を取れる選手がいれば、少ない好機でも勝利を手繰り寄せる可能性が高まっていく。
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