好機の山を築くも結果はドロー。自らの立場を認識すべき時が来た【島崎英純】2019Jリーグ第16節・鹿島アントラーズ戦レビュー

エヴェルトンが先発に復帰

 浦和レッズはJリーグ第20節のジュビロ磐田戦から中10日のインターバルを経て、AFCアジア・チャンピオンズリーグ出場によって順延されていた第16節・鹿島アントラーズ戦を迎えた。戦前では出場停止の柴戸海に代わる人材が誰なのかが注目されたが、キャプテンの柏木陽介はベンチ入りすらせず、肩の脱臼で戦列を離れていたエヴェルトンがその任を負う形で先発のピッチに立った。その他の陣容は前節・磐田戦と同じで、システムも3-4-2-1を継続。今夏に浦和へカムバックした関根貴大が2戦連続で左サイドアタッカーを務める中で、大槻毅監督体制のチームはその序列化を確実に進めている。

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