浦和レッズ2017シーズン総括1
浦和レッズの2017シーズンはAFCアジア・チャンピオンズリーグ優勝、Jリーグ7位、YBCルヴァンカップ準々決勝敗退、天皇杯ラウンド16(4回戦)敗退、スルガ銀行チャンピオンシップ優勝、FIFAクラブワールドカップ5位の成績で終了した。
Jリーグでは中位に低迷したものの、ACLでは2007シーズン以来10年ぶりのアジア制覇という結果を成し遂げた。この点に関しては高く評価できるだろう。ただしチームはシーズン途中でミハイロ・ペトロヴィッチ監督との契約を解除し、新たにトップチームコーチの堀孝史氏を新指揮官に据えて体制の刷新を図っている。その成果はACL優勝によって表れたが、同時に新体制構築の困難さも浮き彫りとなり、来季以降の課題として示されている。
そこで本稿では何回かに分けて、2017シーズンの浦和レッズを総括したい。シーズン開始直後のキャンプから公式戦開幕、序盤の好スタート、中盤の守備崩壊、指揮官交代、アジアでの激闘、そしてリーグでの低迷、アラブ首長国連邦でのシーズン終了と、紆余曲折のあった1年を様々なファクターから検証したいと思う。
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