【島崎英純】ミハイロ・ペトロヴィッチ・戦術トレーニング解析『指宿キャンプで浮き彫りになった今季の指針』(2016/02/18)

■攻守のバランスをフィフティ・フィフティに

浦和レッズは、2016年1月31日から2月17日まで、鹿児島県指宿市の指宿いわさきホテル内サッカー場で18日間のキャンプを張った。この第二次キャンプではシーズンを戦い抜くためのフィジカルトレーニングに加え、より実戦に則した戦術メニューが多く組まれた。その練習内容からはミハイロ・ペトロヴィッチ監督が今季の戦いで理想とするメソッドが詰め込まれている。今季の浦和が何をストロングポイントとして明示し、相手と対峙するのか。今回は鹿児島キャンプで実行されたいくつかの戦術メニューを図解にし、その意図と戦術骨子を解析してみたい。

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