かつての守護神、そして東北の雄を打ち砕き、リーグ連勝を飾って弾みをつけたい。【島崎英純】2015Jリーグ・ファーストステージ第2節・モンテディオ山形戦プレビュー(2015/3/13)

中6日で臨める山形戦

Jリーグ1stステージ第1節の湘南ベルマーレ戦で勝利した浦和レッズは今節、リーグ・ホーム開幕戦となるモンテディオ山形戦で連勝を期する。

今季公式戦が始まってから、浦和は週2試合ペースの過密日程を過ごしてきた。しかも今季はAFCチャンピオンズリーグへの参戦で海外アウェーを挟むことで環境の変化、長距離移動(といっても、今回の浦和の同組はオーストラリア以外は隣国の韓国、中国のクラブだが)などのハンディを強いられ、戦前から懸念が示されていた。結局公式戦初戦のACL・水原三星戦、ゼロックススーパーカップ・ガンバ大阪戦、ACL・ブリスベン・ロアー戦で3連敗を喫してしまったチームは、湘南戦で必勝を求められ、そして明確な結果を得た。

湘南戦では前半に相手の猛威に晒されてPKで先制されたが、前半終了間際にFKから興梠慎三が同点ゴールを奪い、後半は一転して浦和が試合の主導権を握って宇賀神友弥の逆転ゴール、那須大亮のダメ押しゴールで3ー1と勝利した。このゲームでは中核の柏木陽介が欠場したが、チームはしっかり結果を残してこれまで漂っていた不安をある程度払拭した。

そして今回の山形戦は湘南戦から1週間空いた試合間隔で臨める。ようやく一時の休息を得た選手たちはリフレッシュした状態で試合に向かえるだろう。

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