『ミシャ・レッズ』に正念場が訪れている【島崎英純】日々雑感-浦和の戦術を分析(2013/9/25)

新システムの狙いとは?

最近の浦和は戦術、戦略が変化している。その発端はナビスコカップ準決勝第1戦のフロンターレ川崎戦だった。この試合ではレギュラーMF・鈴木啓太が負傷欠場して布陣の変更を余儀なくされた。そこでミハイロ・ペトロヴィッチ監督は那須大亮をボランチにシフトさせて阿部勇樹と中盤でコンビを組ませ、リベロには山田暢久を抜擢している。この布陣は少なくとも川崎戦の前半、そして後半途中までは機能していたが、山田暢、そして右ストッパーで先発していた坪井慶介が相次いで足を攣らせて途中交代を余儀なくされるとチームバランスが崩れ、浦和は結局2点先行後に川崎に3失点して逆転負けを喫している。

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