もう少し、ヨーロッパでの冒険の道のりを辿りたい【島崎英純】日々雑感-長谷部誠とヴォルフスブルク(2013/9/4)

日本からは行き難いヴォルフスブルク

長谷部誠がヴォルフスブルクに加入した2009年1月の時期はまさにチームの躍進期と符合していて、ブラジル人ストライカーのグラフィッチとボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWのエディン・ジェコの2トップが猛威を振るい、その後方でブラジル代表ボランチのジョスエらが形成する堅牢な守備網が効果的にバランスを取っていました。またチームを指揮するフェリックス・マガトの軍隊式指導法も有名で、そのタフネスなチームスタイルはまさに当時のブンデスリーガに新風を巻き起こしていた、そんな時代に長谷部はドイツの地に降り立ったのでした。

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