【島崎英純】2012Jリーグ第32節・広島戦レビュー(2012/11/18)

マンマーク守備の徹底

浦和レッズには明確なプランがあった。それは数的同数で戦うということだ。サンフレッチェ広島、浦和ともにシステムは3-4-2-1。『ミラーゲーム』になることは事前に分かっていたが、浦和はあえてマンマーク守備を徹底させ、ボール奪取後の高速攻守転換で数的優位を作り攻略する策を採った。

マンマーク守備はかなり早い段階にミハイロ・ペトロヴィッチ監督から選手たちへ通達されていたプランだった。今週の初めに、指揮官は「後方の守備はマンマークでいくかもしれない」と示唆し、練習の中でその確認を行っていたという。

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