【浦研プラス特別対談7月・後編】日本サッカーに足りないもの、成長した部分(2011/8/9)
“ちゃぶる”サッカーから大きな転換をした横浜FM
編集部
「今季、マリノスが現実的なサッカーをしていて、それで結果が出ています。選手は結果がついてくれば、やる気に満ちていくということなのでしょうか?」
福田
「結果が出ればそれはそうだよ。綺麗事じゃないからね。ただ、良く“現実的”とか言うけど、それは別に当たり前のことだと思う。逆に、去年“ちゃぶる”という言葉を使っていたけど、それがおかしいのであって、結果を強く求める今のやり方が当たり前だし、普通だと思う。あれを現実的というのは、おかしいことだと思うよ」
島崎
「今のサッカーは、とても日産的ですよね。そういう意味では、原点に回帰したのではないでしょうか。もともと実力のある選手がいるんですから。また、去年から今年に掛けて選手の再セレクトを行っていて、ずいぶんたくさんの選手を放出しました。木村監督と樋口コーチの関係も強まっているようですし、それが良い方向に向いているんだと思います」
福田
「マリノスが現実的だ、という話に戻るけど、今年そんなに悪いサッカーしてる? 俺が見ている限り、すごく良いサッカーしていると思うし、言っている意味がわからないんだよね。現実的という言葉が悪い意味で捉えられているような感じがするし、本当に普通のサッカーをしていると思うよ。全然守備的でもなんでもない」
(残り 3131文字/全文: 3693文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ