【福田正博】東北関東大震災へお見舞い申し上げます(2011/3/15)

地震の時は、自宅にいてJリーグ開幕戦・ガンバ大阪対セレッソ大阪の試合をビデオで見ていた時だった。最初は、揺れはそれほど強くないかと思ったが、徐々に揺れは強くなっていって、このまま強くなったらどうなるかと動揺した。幸いに家の揺れは大きかったが、物が倒れたり、落ちたりすることはなく無事だった。すぐにテレビを点けると、想像を超えた状況になっており、本当に驚き、呆然となった。日本は地震大国と言われ、備えはしっかりとしている国だと思っているが、それでも想定以上のことが来てしまうと、人間は自然の力には敵わないのだと改めて実感させられた。

Jリーグは3月中の試合開催を全て中止という判断をくだした。これは素早く、非常に良い判断をしたと思っている。このような状況の中で試合をすることは安全面的にも難しいし、日本中がそのような雰囲気ではない中で試合をしても、スポーツをする意味というものがなくなってしまう。状況がしっかりと落ち着きをみせてから、サッカーというスポーツを通じて、元気や勇気を与えられるような状況がきたら試合開催が出来れば良いと思う。

この度の大地震で被災された方々に、謹んでお見舞い申し上げます。また一刻も早い復旧、復興を心よりお祈り申し上げます。

福田正博

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