「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

【無料記事】【J1 1st 第6節 柏 vs 鹿島 試合前コメント】 「個人的に2試合連続ゴール、調子が良い」(工藤) -1565文字- (2015/04/15)

○工藤壮人

「チームとしても、ゴールの取り方だったりとか、形ができてきているので、そういうのが自信になってきていますし、誰でもゴールが取れるような状況を作り出せているので、連敗もありましたけど雰囲気は良いですし、個人的にも山東戦から2試合連続でゴールが取れているので、非常に良いモチベーションを持っています」

 

―工藤選手は昨年のホームでの決勝ゴール、2011年にはアウェイでも決勝ゴールを決めています。個人的に鹿島は相性の良い相手では?

「(ゴールを)取れていないイメージはないです。レイソルとしてもゴールが生まれる、良いイメージがあるので、それがうまくみんなの中に残ってると思うので、個人的にも気持ちよく試合に入れると思います。連戦ですけど、そんなにチームとしても疲労があるわけではないので、連戦が続いてる中でも、どういう戦い方をするのか、チームとして非常に手応えを掴んできているので、非常に試合が来るのが楽しみではあります」

 

―対戦相手からも対策されて始めていますが?

「ちょっと前は、引いた相手は苦手というか、どう崩すかっていうところ、そこに手詰まり感がありましたけど、今は選手が試合の中で、相手の勢いに始めの10分とかは飲まれる部分は多少、僕たちの余裕のなさもあってバタバタする部分がありますけど、この間の山雅の試合のように、そこを切り抜けてしまえば、もう自分たちのペース、自分たちの展開に持って行ける自信はあります。また、相手がスカウティング、対策してくるってことは僕たちを警戒してのことなので、すごいプラスに考えています。うちをリスペクトして、うちをどう消してこようと考えているのか、そこはうちが主導権を握れている。その分析された中でも崩していける喜び、楽しみは毎試合毎試合感じていますし、そこでゴールを取れたり、チームとしての充実感っていうのは日に日に増している感じはします」

 

―松本のような引いて守る相手に対しては、深みを取って崩すことができるようになりました。仙台戦ではそれができていなかったので、そこが大きく進化した部分のように見えます。

「相手が出てこざるを得ない状況や、相手がブロックを敷いて、ペナの中に入った時でも、自分たちがどうアクションを起こして、相手をずらしていくか。そういうところは成長してきていると思いますし、チームとしての解決策というか、それはチーム全体で統一できているので、誰が空けたスペース誰が入ってくるのか、この前の(太田)徹郎が挙げたゴールは、僕が空けたスペースに入ってきて徹郎が決めました。そうやって連動していけば崩せない相手はいないと思っています。そこはチームとしてもそうですけど、僕個人的にもそこの攻撃の手応えを感じています。

今は選手みんなそこまで考えずに、身体が自然と動いてるのかなというのは印象ありますし、もちろんそう簡単にこれからいくとは思ってないですけど、これから難しくなった時に、自分たちがどこに立ち返るか、どこのポジションに戻るかというのも、みんなしっかり頭の中に入っているので、そのへんは問題なく、どう対策されてきてもできるんじゃないかと思います」

 

―鹿島の印象は?

「前線が伸び伸び、比較的個で勝負という感じで、カイオを始め、金崎選手、土居選手が空いたスペースにどんどん入ってくる、前を向けたらドリブルを仕掛けてくる。そこに一発で局面を変える柴崎選手がいたり、そういう個々の能力のところで、乗せてしまったら厄介な選手がいるので、それはチームの組織としてやっていければ、消していければと思います。ディフェンスライン、CBもそうですけど、能力が高く、代表に入ってる選手もいるので、そういう選手たちに対して僕たちがどう崩していけるのか、楽しみではあります」

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