「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

ポポヴィッチ監督「私は優磨を代えません」/【コメント】J1第10節 G大阪対鹿島

 ■ポポヴィッチ監督

キャンプからずっと我々が積み上げてきたことをピッチで見せられれば、非常に強い鹿島が見せられると思いますし、攻撃的な姿を見せられると思っていました。連戦で少し、我々がやってきたことだったり、強みが薄れてきたところがあったので、この準備期間でしっかりトレーニングできたことも、この試合で勝てた要因だと思っています。

負けた試合を振り返ってみると、単純な球際でのデュエル、トランジションの部分、戦うことが欠けていた部分がありました。責任感を欠いたり、空けてはいけないポジションを空けたりして、そこから失点して負けてしまったところがありました。そこでまず我々の良さをしっかり出していくことを今日に関しては強調しました。オーガナイズすること、チームの約束事を大切にすること、ディシプリンを持って戦うこと。さらに、我々の良さを出せた試合だと思います。

これが鹿島のあるべき姿だと思いますし、この1試合だけで我々らしさを見せても意味がないと思っています。継続して見せ続けること、それが非常に重要だと思っています。90分間を通して、相手の最終ライン、ボールホルダーにプレッシャーをかけ続けられたと思っていますし、相手を自由にさせなかったところも、この試合を優位に運び、勝ち切ることができた要因だと思います。

あとは支えてくれたサポーターのことを考えると私もハッピーです。試合前にも言いましたけど、彼らはつねに100%の力を出してくれています。前回の試合、我々がそれを見せられたか、精神面で、姿勢の部分を含めて見せられたかと言うとそうでhなかったと思います。しかし、今日は、我々の選手もあるべき姿をピッチで見せてくれていたと思いますし、サポーターの声援にしっかりと応えてくれたと思っています。非常にハッピーです。

 

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