「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

今季の鹿島に見られる昨季までとの大きな違い/【コラム】

今季、鹿島は戦力だけを見れば決して優勝を争えるチームではないだろう。しかし、サッカーがおもしろいのは、保有している戦力がそのままチーム力に反映されるわけではないところだ。むしろ、戦力を集める優勝を目指すためにやるべきことの半分に過ぎず、残りの半分はシーズンを過ごすなかで見えてくる。それは一言でいうと“チームマネジメント”になるのだろう。さらに、やるべきことはチームが置かれた状況によってまったく異なる。

そのとき、重要になってくるのがクラブの方向性とチーム(監督)の方向性が合致していることを挙げないわけにはいかない。今季、開幕戦で好スタートを切った鹿島にとって、武器となるのはチームの戦力だけではない。両者の方向性が合致していることは、シーズンを戦ういろんな箇所で好影響を与えてくれるだろう。

 

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