「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

もう一度チャレンジする姿勢を/【プレビュー】J1第32節 鹿島対柏

タイトル争いも残留争いもなくなった状態で、残り3試合になったリーグ戦のスケジュールも中断期間が挟まることでなかなか進んでいかない。勢いや流れを生むのが難しく、モチベーションを保つのも厳しい状況の中で、岩政大樹監督は次なる目標を選手たちに提示していた。

今季、31試合を戦ってきたなかで相手をスコアレスに抑えたのは15試合。これは今季のJ1でトップの成績である。そして、J1が年間34試合になってからこれまでに、2017年に年間16試合で無失点に抑えたことがクラブ史上最多の記録となっている。

「鹿島が34試合の中で16試合完封したことが1回だけある。あと2回やれば新記録を作れるので、鹿島は守備が堅い、守備が堅いと言われるなかでも1番になれるのは素晴らしい記録。まずはこれを塗り替えよう」

岩政監督は選手たちにそう訴えかけ、残りのシーズンへのモチベーションを高めていた。

 

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