MF33仲間隼斗「選手たちが取り組む姿勢もそうですけど、そこを絶対落としちゃいけない」/【プレイヤーズファイル】
チームが苦しいとき範を示してくれるのが経験豊富なベテラン選手の役割だ。
特に、前節のような大一番で敗れたあとは悔しさだけでなく、不安や疑問が頭をもたげる場面でもある。自分たちの全力でぶつかったのに、結果が出なければ当然だ。このやり方で間違っていないのか。このまま進んでいっても大丈夫なのか。いままでの努力は無駄だったのではないか。本気で取り組んできたからこそ、成果が出なかったときの苦しみも大きい。
そんなとき、範を示してくれるのが年長者だ。
土居聖真、昌子源、柴崎岳と言った鹿島生え抜きの選手たちが時に背中で、時に言葉で、当然のようにチームを引っ張ろうとするなか、彼らと同級生である仲間隼斗もぶれない姿勢を見せている。
「切り替えられたかはわからないです。難しいけど、優勝がある、ない、にかかわらず進むしかないので」
(残り 1560文字/全文: 1927文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ