「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

MF27松村優太「ずっと見られているような感覚でした」/【プレイヤーズファイル】

松村優太にとってルヴァンカップは飛躍の舞台になるはずだった。

第1戦は、途中出場からわずかな時間で目の覚めるような強烈なミドルを叩き込み、その後も決定的なチャンスを作り出した。その勢いのまま、第2戦の先発に抜擢されたところまではよかった。しかし、より多くのゴールを決めたのは名古屋の選手たち。21歳と20歳の若き選手たちだった。

「荒木も僕も試合には絡めていないし、染野も山田もこのクラブでは試合に出られていない。危機感はかなり強いですね。しかも、相手のゴールは全部年下の選手でしたし…」

第2戦の自己評価は「なにもしてない」という厳しいものだった。

 

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