覚醒の予感?/【練習レポート】
チームの調子が上がってきたのと同時に、個人のパフォーマンスを上げている選手がいる。先日紹介した須藤直輝もその一人だ。
「今年スタートしたところでは、特に今年は前線の選手に相当な選手層があるので、そこに食い込むのは難しいだろうな、というところが客観的に見てありました。けれど今はもう、彼はかなり伸びてきて、そこに肉薄してきているというのは、コーチングスタッフの全員が感じているところですね」
岩政大樹監督も須藤の成長を高く評価する。ただ、伸びているのは須藤だけではない。ここまで鳴かず飛ばず。シーズンが改まれば「そんな選手もいたね」と言われ、数年経ったら記憶に残るかどうかも怪しかったブレッシング・エレケが、人が変わったようにトレーニングに打ち込んでいる。
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