「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

選手たちの前にそびえ立つそれぞれの壁/【練習レポート】

 水曜、木曜と練習が報道陣に公開された。全治2〜3週間と言われていた土居聖真が部分合流し汗を流している。チーム全体としてもYBCルヴァンカップでの勝利により、トランジションの鋭さが重要なことは再認識され、練習でも激しいプレーが続くようになった。これまでのリーグ戦5試合とは違う姿が期待できそうだ。

 ただ、次節は犬飼智也が出場停止。必然的に町田浩樹と関川郁万がCBを組むだろうが、昨季は過去3試合で3戦全敗。今季に入ってからも前節の福岡戦で0−1の敗戦と、4連敗を喫している。

①2020ルヴァン第1節0-1名古屋(町田・関川)

②2020J1第1節0-3広島(町田・関川)

③2020J1第19節0-2大分(町田・関川)

④2021J1第5節0−1福岡(町田・関川)

 

 U-24日本代表としてアルゼンチンと戦った町田浩樹は、自分がチームを引っ張る決意と責任を口にした。

「ディフェンスリーダーとして、ディフェンスラインだけでなくてチームを引っ張っていかなくてはいけないというのはもちろんですし、郁万とも福岡戦でもやっています。そこは心配していないです。試合の要所、要所、つねにというより要所になる大事な局面とかをしっかり自分が感じて、チームを締めるだったり、鼓舞するというところが大事かなとは思っています」

©KASHIMA ANTLERS

 

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