「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

ACL出場権に向けて相手は引き分けでもOK。鍵を握るのは忍耐力と落ち着き/【プレビュー】明治安田J1第34節 鹿島対セレッソ大阪

 最下位からスタートした2020年シーズンは、3位フィニッシュの可能性を残して最終節を迎えた。名古屋の結果次第ではあるが、とにかくこの試合に勝てば4位以上が確定する。険しい道のりだったが、クラブが「最低限」と設定する来季のACL出場権を手にするところまであと一歩まで登ってきた。ここまで来たのだからなんとしてでも目標を達成して来季につなげたい。

 上田綺世は「結局重要なのは、チームがどういう結果で最終節を終われるのか、何位で終われるのか、来年につながる終わり方ができるかっていうところだと思う」と話していた。大事なのは勝つこと。それが来季を大きく左右する。強くなった手応えがあるだけに、さらに上の舞台で強さを鍛えていきたい。

 

 

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