「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

勝たなければいけないプレッシャーのなかで/【プレビュー】明治安田J1第32節 鹿島対清水

 清水エスパルスとの一戦が近づいてきた。この試合に勝ってもACLに出られる訳ではないが、勝たなければ何も始まらない。ザーゴ監督は、まずこの清水戦に向けて集中するように選手たちに呼びかけたという。

「明確になっている状況は、まずホーム2試合で2勝しないといけないというところです。まず、それをやらないと何も起こすことができないし、まずは明日の清水戦に集中して取り組もうという話をしています」

 今週の取り組みに大きな変化はなかった。いつもどおりの準備を重ね、いつも通りに臨むことになるだろう。

 勝たなければいけないプレッシャーがかかるなか、上田綺世は努めて平常心で望むことを強調していた。

「普段通りで良いんじゃないかなと思います。絶対に勝たなきゃといけないというか、毎試合勝つつもりでやっていますし、次の試合が特別でもない。ただ、状況が特別でACLの出場権だったりとかが大詰めだっていうだけであって、リーグ戦の1試合であることに変わりはない。これまでと同じ心境と同じ準備でいいんじゃないかなと思います」

 

©KASHIMA ANTLERS

 

(残り 1474文字/全文: 1940文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ