トレーニング、選手起用、采配。すべての見直しが迫られる敗戦/【レビュー】AFCチャンピオンズリーグ2019 慶南FC戦
現在のチーム状況が如実に表れた。
シュート本数は鹿島7本に対して慶南が9本。枠内シュートは2対1。相手はクロスとセットプレーしか武器はなかったが、見事にその1つで鹿島を射貫く。その一方でホームの鹿島はなにがしたいのか不明瞭なまま試合が終わってしまった。意図的に相手を崩すことができたのは前半終了間際、白崎凌兵のスルーパスに安西幸輝が抜け出し、マイナスのクロスを遠藤康が吹かしてしまった場面くらいだった。
攻撃の意図が不明瞭だったことに反比例して、試合から見えてくるものは多かった。
プレーをする選手、それを指導する監督やコーチ陣、監督の試合での采配、いろいろと見直さなければならないだろう。スタジアムに集った観衆に見せていい試合ではなかった。
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