「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

☆無料記事☆大岩剛監督「勝点3を取ったということだけですね、今日の試合は」/【監督コメント】AFCチャンピオンズリーグ2019 ジョホール戦

■大岩剛監督

ACLの初戦ということで少し…。勝点3を取ったということだけですね、今日の試合は。これは選手にも言いましたけど、ACLの国際試合というのは何が起こるかわからない。自分たちがリードしていてもプレーの選択であったり、ゲームのコントロールであったり、隙を見せてはいけない。そういう90分だったんじゃないかと感じています。それは選手にも伝えました。連戦のなかの1試合だったので次の試合にしっかり気持ちを切り替えようという話しをしました。今日、サポーターのみなさんが来ていただいたなかで、もっといいサッカーを見せたかったんですけど、今日出た選手たちは90分しっかり戦ってくれたので、それを次の試合に生かしたいなというゲームでした。

 

――厳しい試合だったと思います。特に前半、安易なミスというか相手にチャンスを与えてしまうようなミスが何回かあった。後半はなくなったような感じがしました。ハーフタイムにどういう注意があったのでしょうか?

イージーな個人的なミスであったりが散見されたので、そういうところの指摘はしました。ただ、これは自分たちが優位にゲームを進めているなかでのミスでしたので、少し修正することと、継続すること、あとは攻撃のときのポジショニングを指摘しまして、そういうところがあって後半の2得点目を取った段階まではボールも流れて、よく動いていたと思うんですけど、ハーフタイムには自分たちのミスで流れを、勢いを加速することができなかったので、そういう指摘をハーフタイムにしました。

 

――ミスの多いゲームになってしまった原因は?

疲労はないと思っています。ほんとにほんの少しの技術的なところだと思っています。ミスをして、そのあとのネガティブな精神的なリカバリーができなかったのが原因だと思っています。若い選手が多いなかで、普段出場がない選手が多くいるなかで、そういうミスが出るとチーム全体に影響を及ぼしてしまうことが多かった。これは選手にも言ったんですけど、そういうときに少しでもポジティブな声がけだったり、自分たちがしっかりともう1回やり直すんだという声がけだったりだとかができる選手が出て来ないといけない、という話しをしました。

 

 

 

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