「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

【レビュー】チームとしての余力が残っていなかった最終戦/明治安田生命J1リーグ2ndステージ第17節名古屋グランパス戦(2015.11.23)

 どのシーズンでも最終節の評価は難しい。その試合の評価だけでなく、シーズンの締めくくりであるからだ。最終順位が決まることも多く、今季は2ndステージ優勝をかけた戦いでもあった。1-0の勝利はどこにプライオリティを置くかで見え方が全く変わって来るだろう。12点差を埋めるだけの戦いができず優勝を逃したと断じることもできるだろうし、相手のパワープレー気味の戦い方にも一歩も引かず3試合連続0失点で勝ち切ったと評価することもできる。ただ、試合後には少なくない悔しさが残ったことは事実。どう評価しようと、チャンピオンシップへの出場権をえることはできず、来季このチームでACLを戦う可能性も消えてしまった。

 

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