「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

【プレビュー】慢心や過信が生じてもおかしくないいま。これまでと同じ戦いができるか/明治安田生命J1リーグ2ndステージ第8節 モンテディオ山形戦(2015.08.22)

 木曜に柏レイソルが勝利したため暫定首位は柏のものになった。再び首位に返り咲くためには勝つしかない。団子状態のトップ集団から抜け出すためにも勝ち続けていくしかない。とはいえ、やるべきことに変わりはない。

「この4試合はあまり連勝とか考えず目の前の試合だったり、試合中なら目の前の1対1で負けないということに取り組んだ結果だった。それを継続してやっていくだけだと思う」

 この4試合で1ゴールと得点力では少し物足りない赤崎秀平だが、自陣に穴が開いていれば全力でそこまで戻る赤﨑に、チームは何度も助けられてきた。彼ら前線の選手の献身的な姿勢が、ときに粘り強く、ときに安定した戦いをもたらしているのは間違いない。

 そうした赤﨑の姿勢にはクラブの評価も高い。監督や選手から信頼を示されるようになり、精神的にも落ち着いて取り組めている。シーズン5得点と、FWとしてはまだまだ少ない数字だが、いずれゴール数も増えてくるだろう。

 

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