「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

【プレイヤーズファイル】2014年総括~DF編:山本~(2015.01.01)

■DF16 山本脩斗

 別のコーナーでお伝えしたとおり、今季の補強で最大の成功は山本脩斗を獲得できたことだろう。左SBに質の高い選手を獲得できたことは、今季の成績に大きく寄与した。そこまで目立った活躍はなかったかもしれないが、安定感抜群のパフォーマンスで若いCB陣を支え、攻撃面でもカイオに気持ちよく仕事をさせる下支えをしていた。新井場徹や相馬直樹、アウグストほどの攻撃力は発揮できなかったが、彼らに次ぐ存在感を左SBで発揮してくれたと言えるだろう。特に、守備面で右サイドにボールがあるとき左SBは内に絞り、クロスを跳ね返すといったCBを助ける役割をトニーニョ・セレーゾは求めてきた(左サイドにボールがあるときは右SBが絞る)。シーズン序盤から中盤戦にかけては、その役割をほぼ完璧にこなしていたと言えるだろう。

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