「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

【選手コメント】 野沢「2位なんかいらない。去年の5位で満足されちゃ困る」/ Jリーグ第5節横浜FM戦を終えて(2014.3.29)

まあフリーだったから。中澤選手の後ろはキーパーしかいないんで。そこをうまく突けた感じです。

――途中交代でなにを意識して入ったか?
負けてる状態で入ったので、勝ちに行くということを言われた。それしかないと思いますけど、はい。

――具体的にこうしようというのはありました?
自分は攻撃的な選手なのでチームを活性化させると共に、点を決める力もありますし、一発というのも出さないといけない。

――出番が回ってこない中でコンディションを維持するのは大変だと思います。調子を維持できている?
ベテランなんで(笑)。大丈夫だと思います。11人がすべてじゃないんで。セレーゾが言うように、今日ここに来れていない人たちもベンチの人たちも、みんなが力を合わせて勝つというのが、いまチームとして一丸になれているところ。勝てたのは良い経験になったと思います。負けてる状態の中で勝てたのは本当に良い経験だと思います。前節、あれだけ多くのサポーターが来てくれて、負けてる状態でも力を出すことなく終わってしまった悔しさがみんなあったので、今日は本当に良かったと思います。

――監督からの指示は?
点取ってこい、くらいです。毎回そうですけどね。攻撃の選手なんで。ディフェンスの選手に点取ってこいとは言わないと思いますけどね。逆転してしっかり終われたのは良かったと思います。

――去年の開幕戦でもすごいゴールを決めましたが相性の良さを感じています?
特にないです。

――ベテランだから…
気持ちはまだ若いけどね。まわりのメディアがそう騒いでいるだけで

――試合勘は試合から離れることで難しいところがあると思うけれど、それをどう解消してる?
僕も若いときからいろんな選手を見て、いろんなことを学んできた人間なんで。良いお手本が本山くんという選手もいますし、ベテランの選手はまだまだ力が出せるっていうのを。自分がこういう状態でも力を出さないといけないというのはわかっていましたし、そういうのが本当に経験というものだと思います。積み重ねが大事です。

――ベテランたちが良い準備をしていることが若手たちをノビノビとさせる?
そうですね。それがまた刺激にもなり、そうやってチームづくりというのはできあがってくると思う。それが鹿島でもありますし、本当にいま良い状態だと思います。

――若い選手を見て思うことは?
若いっていいな(笑)。良い刺激、良いライバルでもありますし、試合ではチームです。練習ではライバルではありますけど、まずは本当に試合に勝つことが大事、それが目的なので。

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