【プレイヤーズファイル】プレーの選択に確かな根拠が感じられない / DF17 前野貴徳(2014.1.10)
昨季のプレー評価が二分しそうな選手が前野貴徳だ。攻守にわたって小気味よいプレーを見せ、運動量についても申し分ない働きを見せた。しかし、シーズン中盤からポジションを失い、終わってみれば中田浩二に頼らざるを得ないシーズンとなってしまった。
サイドを駆け上がる速さ、仕掛けの能力、相手の背後からアグレッシブに奪いに行ける守備は、J1でも戦える力があることを見せた。しかし、その一方で、攻め急いでスペースを空けてしまい不必要な楔のパスを入れてボールを失うだけでなく、勢い余ってファウルし絶好の位置でFKを与えてしまうなど、表裏一体のプレーを見せていたこともまた事実だ。
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