「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

【日本代表コラム】この日の香川と大迫の相性は最悪だった / キリンチャレンジカップ・グアテマラ戦レビュー(2013/9/08)

日本代表でポジションを奪う難しさを感じさせる試合だった。強者ぞろいのメンバーから信頼を勝ち取り、自分の特長に合ったパスを出してもらう。そこに至るまでには練習段階から、相手を納得させるだけでなく、一目置かれるほどの圧巻のプレーを見せなければならないのだろう。

“俺たちはそうやってポジションを奪った。だから、お前もやってみろ”

まるで、そう言われてでもいるかのような45分だった。

試合後の大迫は「まずは練習からプレーをわかってもらうのが一番だし、もっとまわりとコミュニケーションをとっていい距離感ができれば」と話した。そして「あれだけ技術の高い人がサイドとトップ下にいるんで」と言ったあとに、「まだまだ、ここでやりたいし。まだまだ、ここでいろんなものを学んでいきたいですね」と続けた。代表で認められるには、いまの大迫でも簡単ではなかった…。

とはいえ、だ。

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