ルヴァン杯敗退も、敵将に「完敗」と言わしめる内容。チャレンジを次につなげたい【ルヴァン杯1stR1回戦レビュー】
JリーグYBCルヴァンカップ1stラウンド1回戦
福島ユナイテッドFC1-2(前半0-2/後半1-0)ロアッソ熊本
得点者
(福島)
90+3分矢島輝一
(熊本)
4分藤田一途
35分大﨑舜
福島ユナイテッドFCは3月13日、JリーグYBCルヴァンカップ1stラウンド1回戦ロアッソ熊本戦に臨んだ。
立ち上がり早々の4分、藤井皓也のコーナーキックからペナルティエリア外にいた藤田一途がダイレクトでシュート。これがゴール右上隅に突き刺さり先制を許してしまう。
その後は相手陣内に攻め入るも、そこからミスで何度もカウンター攻撃で決定的なピンチをつくられ、35分には東山達稀のクロスから、大﨑舜にヘディングシュートを決められてしまう。
しかしながら前半から相手陣内に攻め入る姿勢は見せ、特に後半に入ってからは何回かカウンター攻撃を受けはしたが、相手陣内でパスやドリブルで攻め入る時間帯が長かった。後半途中からリーグ戦で先発出場している選手を入れるとさらに押し込むことができるようになり、試合の最終盤90+3分にはFW塩浜遼の縦パスをDFを背にして受けたFW清水一雅がボールキープし、最後は左サイドから切れ込んできたFW矢島輝一がゴール右下隅へグラウンダーのシュートを決めて1点差に詰め寄ったが、反撃はここまで。1-2で今大会敗退となった。
敗れたことは残念だが、相手はJ2であり、大いに健闘し、相手の大木武監督に「スコアは2-1だが、(内容は)完敗でした。福島さんに大いにやられたという感じ」と言わしめたのは、一定の成果があったと言って良いだろう。リーグ戦出場機会の少なかった選手のチャレンジする姿勢が見られたこと、後半多くのチャンスをつくったことはポジティブに捉えて良いだろう。
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1.リーグ戦サブ組選手の奮闘
2.J2クラブにも福島スタイルの攻撃が通じる
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