福島ユナマガ

課題は出たが、チームが上昇カーブを描いていることを再確認できた一戦【第22節YS横浜戦レビュー】

(写真提供©Fukushima United FC)

2023明治安田生命J3リーグ第22節

Y.S.C.C.横浜1-1(前半0-0/後半1-1)福島ユナイテッドFC
得点者
(YS横浜)
88分佐藤大樹
(福島)
90+4分樋口寛規

福島ユナイテッドFCは8月12日、明治安田生命J3リーグ第22節Y.S.C.C.横浜戦に臨んだ。

前半は相手に主導権を握られながらも、守備陣の集中が切れず0-0で推移した。後半は攻撃の修正が功を奏し、多くの決定機をつくったがシュート精度を欠いた。0-0で終盤まで推移した中迎えた88分セットプレーで隙を突かれて失点を喫した。

このまま敗戦かと思われたが、90+4分MF宮崎智彦のコーナーキックをゴール前でFW澤上竜二がボールキープ。後ろから飛び込んできたFW樋口寛規がゴールに押し込んで同点に追いつき試合終了。1-1の引き分けに終わった。

終盤諦めず戦い、引き分けに持ち込んだのは良かったが、やはり後半攻撃が機能していた時間帯で得点が欲しかった。それでも相手の出方によってどういった立ち位置を取るべきかが明確に整理できるようになり、ベースがしっかりできているからこそ大崩れせず引き分けに持ち込めたとも言える。満足はできない結果で、やりたいことを全て実現できた試合ではなかったが、チームは着実に前進している。

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1.良い立ち位置は取れているが、あとは精度
2.存在感増してきたベテラン選手

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