福島ユナマガ

相手の研究が進む中、後半効果的な戦術修正と選手交代で勝点1をもぎ取る【第20節讃岐戦レビュー】

(写真提供©Fukushima United FC)

2023明治安田生命J3リーグ第20節

カマタマーレ讃岐1-1(前半0-0/後半1-1)福島ユナイテッドFC
得点者
(讃岐)
64分宗近慧
(福島)
87分大武峻

福島ユナイテッドFCは7月20日、明治安田生命J3リーグ第20節カマタマーレ讃岐戦に臨んだ。

前半はシュート0本。自陣でボールを持っている時は相手のプレスに苦しみ、相手陣内に入ると今度は守備ブロックをつくられて、起点としたかったサイドのスペースを埋められてしまい、シュートまで持って行くことができなかった。

そして後半セットプレーから失点してしまう。終盤に近づくにつれようやく前への意識が見られるようになっていく。なかなか流れの中から得点は取れなかったが、87分途中出場のMF宮崎智彦のコーナーキックから、ニアで待っていたDF大武峻がヘディングシュートを決めて同点に追いついた。逆転とまではいかず1-1の2試合連続引き分けに終わった。

前半は相手の研究が進んでいることを感じさせ、今後への課題が浮き彫りになった。ただ、後半の修正は適切だった。ベテランの宮崎を効果的に使えて、同点まで持ち込めたことは評価できる。

今後さらに相手の研究が進んでいく中、どんな時も前への意識を持って戦うため、さまざまな戦術オプションを増やしていきたい。

有料登録部分
1.相手の研究進み、前進できなくなった前半
2.後半は攻撃が改善、戻った前への意識

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