秋田サッカーレポート

【J2第37節】栃木SC vs ブラウブリッツ秋田 プレビュー「寄せ」

 

J2第37節 栃木SCvsブラウブリッツ秋田

10月1日(日)14時キックオフ

栃木グリーンスタジアム(栃木県宇都宮市)

●Jリーグ公式サイト試合情報

https://www.jleague.jp/match/j2/2023/100102/preview/#preview/

 

勝点42で16位の栃木と、勝点41で暫定18位の秋田が激突する。勝点45で12位の藤枝までは勝点差がわずかで、ひとつの勝利で順位が大きく入れ替わる。だが6ポイントマッチを落とせば浮上のチャンスはぐっと少なくなる。なんとしても勝利をつかみ取りたい。

隙を与えない。これが最重要事項だ。秋田は守備を崩されての失点はほとんどなく、隙を突かれての失点が増えている。

ホーム藤枝戦やアウェイ甲府戦の反省により一時期は少なくなったものの、ここ最近はアウェイ千葉戦とホーム山形戦で再発。千葉戦は一度は追い付いたが勝ち越され、山形戦は勝点1をもぎ取った。先制を許しても簡単に負けなくなっているのはチームの成長だろう。とはいえ勝率が著しく低下することを考えれば、先制点を与えず無失点で試合を進めることが極めて重要だ。飯尾の「よりノースリクを徹底する覚悟」という言葉をチーム全体で頭に入れて試合を進める必要がある。

セカンドバトルが勝敗を左右する栃木戦では、バチバチの競り合いだけに気を取られてはならない。栃木は競り合いながら逆サイドでいいポジショニングをして、ファーへのクロスを決めたり、折り返したりして得点してくる。ボールにプレッシャーを掛けてプレーの精度を下げるために、試合開始から終了まで「あと一歩」を寄せ続けてほしい。

(残り 2377文字/全文: 3072文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ