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【トピックス】渡邉晋監督 シーズン総括会見(1)来季の本気度

12月6日、天童市のクラブハウスで、渡邉晋監督のシーズン総括の取材が行われた。
渡邉監督の希望で行われることになったが、参加メディアの人数が多いため、通常の会見室ではなく、さらに広いミーティングルームを会場に行われることになった。
渡邉監督は当初、フランクな状況での囲み取材を想定していたようだが、参加人数の多さに加え、「最大1時間」と長時間を予定していたこともあり、双方が着席する会見方式での実施となった。
結局、会見は予定を大幅にオーバーし、1時間20分にわたって行われた。〈ディオマガ〉では、この模様を3回に分けてお届けする。

〇渡邉晋監督
おはようございます。今日はお集まりいただきまして、ありがとうございます。

まず、日頃より、皆様方には、モンテディオ山形という我々のプロクラブをいろいろな形で取材をしていただき、そこから県民の多くに、あるいは、いまの時代でいうと全国、全世界に配信をされる方も含めれば、本当にいろいろな方々に伝えていただく作業をしていただきまして、本当にありがとうございます。皆様方がいないと、我々も知られるということは少なくなりますし、興味を持たれなくなることほど怖いものはないので、本当に皆様の協力で、モンテディオ山形というクラブが広く知れ渡っているというものは実感しております。本当にありがとうございます。

それと、なぜ今日この席を設けさせていただいたかというと、リーグの最終戦の甲府戦のあとですね、プレーオフ・清水戦に向かうまでの、数回あった囲み取材だったり、公式の会見のなかで、さまざまな方から、「シーズンの総括をお願いします」と言われました。ただ、我々にとっては大事なプレーオフというものがありましたので、「いまは振り返るつもりはありません」というようなことでお断りをさせてもらっていました。そういった方々が何人もいらっしゃったと思うんですけれども、そういった皆さんに、私の口から「シーズンの総括です」ということを伝えることがないまま今日まで来ていたので、ちょっと私自身、皆さんとの約束を破るのがすごく嫌なので、何度かそういう機会を設けたらどうかというものを広報のほうに伝えさせていただきました。我々の敏腕広報がこんなすごい会見場を用意してくれたので(笑)、ちょっと想像とは違ったんですけど、せっかくの機会なので時間の許す限り、いろんな質問にお答えできればというふうに思っています。なんか就任会見みたいですけど(笑)、ざっくばらんに、肩肘張らずに、時間を進めていけたらと思いますので、皆さんも構えることなく楽しんでいただけたらと思いますので、よろしくお願いいたします。答えられる範囲で、いろいろな質問に答えていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。以上です。

--では、最初、就任直後…
硬いね(笑)。まあ、どうぞ、どうぞ。

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