【山形vs栃木】レポート:途絶えたレールの先にあるもの
■第99回 天皇杯2回戦
7月3日(水)山形 1-2 栃木(19:00KICK OFF/NDスタ/2,804人)
得点者:2’榊翔太(栃木)39’北川柊斗(山形)78’平岡翼(栃木)
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「ちょっと失点がもったいない形だったのと、自分たちがシュートを相手よりも多く打ちましたけど質が伴わなかった」
試合内容を端的に言えば、木山隆之監督のこの言葉になる。ボールを支配し、チャンスを多く作り、シュート数でも13対4と大きく上回ったが、サッカーという競技においては、それが勝利を約束しない。スコアは1-2。前回はJ1勢を次々と倒しベスト4まで進出した天皇杯、今回は初戦でその舞台を降りることになった。
昨年同様、リーグ戦の合間に行われるナイトゲーム。大幅なターンオーバーでリーグ戦の主力を休ませるとともに、ここまで出場機会が少なかった選手たちの反骨心に火をつける。リーグ戦からの連戦となるのはアルヴァロ ロドリゲスのみ。
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