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【円コラム】「J1定着」を本気の目標にできますか?

鹿島アントラーズがUAEでクラブワールドカップを戦い、年明け早々に始まるAFCアジアカップに向け、代表メンバーも発表されたが、Jリーグ的には、前倒しになった天皇杯を含む今シーズンの全日程を終え、Jリーグアウォーズも終了し、現在はオフシーズン。

いわゆる「振り返りもの」など、この時期の定番とも言える原稿を今年もいくつか執筆したが、いつもと違う感覚で原稿を入稿したのが、今シーズンのMVPなどを選定する原稿だ。

原稿依頼を受けてから、過去の記録なども確認しながらいろいろと振り返ってみると、やはり多かった。シーズン途中にJ2からJ1に引き抜かれた選手が。本来であればJ2 MVPの候補になっていてもおかしくない活躍をした選手がシーズン途中でJ1に移籍した。岐阜から神戸に移籍した古橋亨梧選手、松本から名古屋へ移籍した前田直輝選手、山口からG大阪に移籍した小野瀬康介選手などは移籍後も活躍している。島屋八徳選手も移籍先の鳥栖で出場機会は少なかったが、徳島ではハイレベルのパフォーマンスを見せていた。

思えば、昨オフも移籍市場が大きく動き、モンテディオからも菅沼駿哉選手と鈴木雄斗選手がJ1のオファーを受け旅立った。シーズン途中の主力引き抜きこそなかったが、すでにチーム得点王・小林成豪選手の大分への移籍が発表された。今オフもやきもきしながら移籍市場を見つめている人は多いだろう。

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