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【山形vs大分】片野坂知宏監督(大分)記者会見コメント「ホームの最終戦セレモニーがある中でも我々に時間を与えていただき、本当に感謝します」

■2018明治安田生命J2リーグ第42節
11月17日(土)山形 1-1 大分(14:03KICK OFF/NDスタ/6,852人)
得点者:18’星雄次(大分)90+1’アルヴァロ ロドリゲス(山形)
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○片野坂知宏監督(大分)
「おつかれさまです。まずは、モンテディオ山形さんのクラブ関係者の方々、選手・スタッフ、サポーターの方々、我々がJ1昇格を祝っている時に、暖かく見守っていただき、感謝いたします。本当にありがとうございます。山形さんにとっては悔しい思いだと思いますけど、ホームの最終戦セレモニーがある中でも我々に時間を与えていただき、本当に感謝します。まずはお礼を言いたいと思います。そして、大分トリニータファミリーのファン・サポーターの方、スポンサー様、行政・企業含めたいろんな方のご支援・ご声援のおかげで、J1昇格をつかみとることができました。本当にお礼申し上げます。ありがとうございます。J3降格からこれまで簡単ではなかったですし、いろんな方々のサポートがないと、我々は昇格を達成できなかったと感じています。本当にありがとうございました。

ゲームの方は、おそらく山形さんも3−4−3のシステムで、ミラーゲームになることは予想していました。どういうメンバーで来るかは予想しずらいところもありましたが、想定内。ただ、DFの栗山選手のところに坂井達弥選手が来たところは、少し予想と違っていました。戦術的、やり方的には、山形さんは、同じようにメリハリをつけてやってこられたと思います。前からプレスに来るか構えてくるか、そういうところをしっかりと状況判断して自分たちの戦い方ができるように、動かして、前半は落ち着いてプレーできたと思います。そういう中から先制点を取れたこと、山形さんの守備も簡単ではないですし、得点を前半からあげることができたのは、大きな力となり勇気になったのではないかなと。ただ、追加点を取ることができなかったところ、やはり最後のああいうところで相手の勢いを受けてしまい、押し込まれて素晴らしいミドルシュートから同点に追いつかれて、厳しい試合になったなと感じました。

ロスタイムになったところで、最後まで切らさずに粘り強く選手たちは戦ってくれたと思います。ただ一瞬のところで後手になるとああいう失点がある。これは、来季J1の中でもそういうシーンがおそらくあると思うので、教訓にして、最後まで粘り強い守備、切らさない守備、そして追加点を挙げられる攻撃を積み上げていかなければいけないなと、今日のゲームでも感じ、それを来季以降も修正できるようにやっていかないといけないと思います。最終戦、引き分けだったのですが、素晴らしい成果を、選手のおかげで、そしてクラブスタッフみなさんのおかげでつかみとることができました。本当に嬉しく思いますし、自分の中でもほっとしているというか、嬉しい、です」

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