【トピックス】モンテ11年在籍のレジェンド石川竜也。今季限りで契約満了
モンテディオ山形は16日、DF石川竜也の今季限りでの契約満了を発表した。石川は99年にナイジェリアで行われたFIFAワールドユース選手権で準優勝した時のメンバーで、黄金世代と呼ばれた世代の選手。筑波大学から鹿島アントラーズに加入してプロキャリアをスタートさせると、07年にモンテディオ山形へ加入してから11年間モンテディオ山形に在籍。08年、14年と2度経験したJ1昇格の際にも主力選手として戦い続け、昇格決定の瞬間をピッチ上で2度迎えた唯一の選手となった。
高精度のクロスやプレースキックなど左足から放たれるキックが最大の武器で、08年の昇格決定試合愛媛FC戦でも直接フリーキックを決め、14年のJ1昇格プレーオフ準決勝ジュビロ磐田戦では、決勝進出を決めたGK山岸範宏の劇的なヘディングシュートをコーナーキックからアシストしている。今季はチーム最年長選手にもなり、近年のモンテディオ山形にとってレジェンドと言える頼れる存在だった。
石川はクラブホームページを通じて、「モンテディオ山形でのプレーは今シーズン限りとなりました。11年間、皆様に支えられ素晴らしい時間を過ごすことができました。本当にありがとうございました。最終戦もいつもと同じように全力でチームの勝利のために戦いますので、プレーに集中させて頂ければと思います。来季については、決まり次第お伝えさせていただきます。今シーズン最後の試合、熱い応援よろしくお願いします。」と挨拶している。
モンテディオ山形は19日16時から今シーズン最終戦・FC岐阜戦がホームで迎える。感謝の気持ちを込めて最大の声援で送り出したい。
文・写真 嶋守生
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