【ランダムフォーカス】サッカー選手は髪が命?①~佐藤優平選手
悔しさの残る2−2の引き分けで終わった京都戦。早い時間に失点してしまったものの、すぐに追いつき、逆転した前半の試合運びにはチームの成長を感じさせるものがありました。28分に同点ゴールを決めたのは瀬沼優司選手。佐藤優平選手のコーナーキックをヘッドで決め、今季9ゴール目をマークしました。
しかし実はこのゴールシーン、遠い記者席から見ると、優平選手のキックは速いスピードでゴールに向かっていく素晴らしいもので、直接ゴールに入って行ったようにも見えました。公式記録を疑うわけではありませんが、映像で見直しても角度的に「瀬沼選手が、触ってる…のか?」と晴れない疑問。そこで試合後、キッカーの優平選手に「瀬沼選手が触らなくても入ったキックでは?」と聞いてみると「あー、それはないと思う、多分(笑)。あれは触ってないと入っていないと思う」ときっぱり。そして「(瀬沼選手が)髪をこっち(右)に流してるから、(ボールが髪に沿って)こう入ったんじゃない?」との珍説を披露し、報道陣を笑わせました。
その優平選手も、京都戦までは肩に届いていた長い髪をバッサリ。9/13の練習場フォトを見てびっくりした方も多いのではないでしょうか。何か心境の変化が?と思いましたが、「特にないんですけど、残り10試合だから、ということにしておきます。ラストスパートで、シュートを打つ時に目に入ったりして髪の毛に邪魔されたくないから」。笑いに紛れさせたその答えの中に、残る厳しい戦いへの本気が隠れているようにも思えました。

ファンマガジンRushのインタビューに現れた佐藤優平選手は短くした髪をニットキャプで隠して。
文・写真:頼野亜唯子
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