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【嶋コラム】焼肉かプレステ4か

チームを救う決勝ゴールを決めて一躍ヒーローになった永藤歩(中央)。後日話を聞いたところ「よくいじられてますが鼻は伸びてません」とすでに切り替えているようだ。

「本当にね、チームを救ったよ。勝ちと引き分けじゃ全然違うから。神様仏様アユ様。ありがとうございました」

試合終了直前に飛び出した永藤歩選手の劇的な決勝弾で幕を閉じた長崎戦翌日。練習上がりの永藤選手を待っていたところ、一緒に上がってきた松岡亮輔選手が前日のヒーローをこんな感じで拝んでいました。

この日はスタメン以外のメンバーは高橋コーチのもとで普段どおりに練習。残留を大きく引き寄せた勝利の翌日とあって、練習の雰囲気もより明るくなっていました。そして当のヒーローはというと、シュート練習でゴールを決めるたびに「ウェーイ!」「さすが!」と必要以上に盛り上げられ、クラブハウス内でも「あ!ヒーローだ!!」「永藤さん!」「お疲れ様っした~!」と下手に出られているようです。松岡選手といい、なにやら先輩選手たちの格好のいじりの的になっているようですね。

それも当然のこと。苦しむチームの残留を大きく引き寄せ、チームの雰囲気を一変させるゴールを今年プロになったルーキーがプロ初ゴールで決めたのですから。むしろこのいじりこそ雰囲気が変わった証と言えるでしょう。

まだ残留が100%決まったわけではないですし、残り2試合も勝って締めくくりたいので決して気は抜けませんが、チームが好転する大きな1勝だったことには間違いありませんからね。

さて、話は少しだけ遡りますが、このゴールのちょっとした裏話を聞けたので紹介します。

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