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【山形vs東京V】プレビュー:危機感よりもアグレッシブさ

■2016明治安田生命J2リーグ 第36節
10月16(日)山形 vs 東京V(14:00KICK OFF/NDスタ)
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J1昇格プレーオフ圏内の6位京都サンガF.C.との勝ち点差は20。今節を含めた残り7試合で獲得できる勝点は最大でも21なので、モンテディオが残り試合を全勝しても、京都があと勝点2を上積みすれば、その時点でJ1昇格の可能性が完全に消滅する。

現実的に7位以下のチームが勝点を積み重ねることを考慮すれば、すでに道は途絶えているとも言えそうでもあり、この計算がいまさら感が強いのは確かだが、今年のモンテディオ山形の年間目標がJ1昇格だった以上、そのラインとの差は明確に意識しておきたい。
早ければ今節、モンテディオ山形対東京ヴェルディ戦と、京都サンガF.C.対FC岐阜戦の結果次第で、今年の目標であるJ1昇格が達成できないことが確定する。

それとは別に迫ってきているのがJ3降格という危険水域だ。35節終了時点で、モンテディオは勝点35で18位。J3チームとの入れ替え戦を戦うことになる21位のツエーゲン金沢とは勝点差3に迫られ、J3に自動降格する21位にいるギラヴァンツ北九州とも勝点差6しか離れていない。近い順位のチームと比べれば得失点差でのアドバンテージは5~10あるが、それも勝点差次第ですぐになくなってしまうだろう。

まずは勝って勝点を積み重ね、セーフティゾーンに入ること。そういったプレッシャーも背負いなら戦うシーズン終盤戦に突入する。

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