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【山形vs京都】山岸範宏選手「僕らはチャレンジするしかないので、全力で戦うことがまず勝利に向けて大事になる」

■2016明治安田生命J2リーグ 第28
8月11(木)山形 0-0 京都(18:04KICK OFF/NDスタ/14,450人)
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○山岸範宏選手
Q:今日は多くのサポーターが集まって期待感も高かったと思います。
「ウォーミングアップの時から、それより前、バスでスタジアム入りする時ですね。スタジアムの周りに本当に沢山のサポーターの方々が並んでくれていて。しかも暑い時間帯から。今日に賭ける期待の大きさというものを感じました」

Q:ゲームの内容ですが、チャンスが無いわけではありません。僅かなものが左右していると思いますが、結果が出ていないことについて、ここで大事にしていかなければいけない部分はどこでしょうか。
「後半戦が始まってからここ数試合、わずかな隙の積み重ねで自分たちが失点してしまって、相手に先手を取られる状況、うちが常に追いかける状況でのゲームが続いていたんですけど、今日はとにかく隙を見せない、相手にチャンスを与えないといえば抽象的ですが、わずかな隙の積み重ねをどこかで止めると。それをずるずるいってしまうと失点してしまうので、キックオフ前からチームとしてそう話をしていました。
ただ逆にゴールを決めるのも相手の隙を突く、うちの選手が相手にとって怖いプレーができるか。プレーの精度も含めて、わずかな気遣い、パスひとつコントロールひとつ、その積み重ねがゴールに繋がってくると思うので。
勝っていないので良いゲームだったとは言えませんが、15,000人近いサポーターの皆様に結果を残せなくて、勝利を見せられなくて悔しい気持ちです」

Q:その中でも失点ゼロというのは今後に繋がる部分ではないでしょうか。
「ここ数試合無失点で終えられる事がなかったので。ディフェンス陣だけの成果ではなくて、チーム全体としてのディフェンスという部分では、今日はミスが重なっての失点は無かったと思います。前線から追いかける時とブロックを組んで対応する時と、メリハリを持って使い分けられたと思います。ただ、大切なのはこれを続けていくことなので。今日は満足することは何もなかったですけど、失点ゼロを次の試合、そのまた次の試合へと続けていくことが大切だと思います」

Q:昨日クラブの皆さんで集まってという場面もありました。今、一つになる所が抜けているとか、そういう部分は大丈夫ですか?
「それはチームとしてブレてはいけない所だと思います。監督が目指すもの、クラブとして目指すものを選手は全力で体現するだけなので。もちろん結果が出ていない時は、どうしても外野の声だったり、メディアの皆さんの声だったり色々ありますけれども、僕らは監督が目指すものをピッチの上で勝利のために全力でプレーすることが大切だと思います。
もちろん選手だけでなくクラブも含めて。そしてサポーターも含めてのクラブだと思うんですよ、僕は。もちろん結果が出ていない時にサポーターの皆さんがストレスやフラストレーションを溜めるのは、サッカーでは全世界共通のことだと思いますけれども、ただ、僕が山形に移籍してきてから感じているのは、山形のサポーターの皆さんの暖かさだったり、距離の近さであったり。僕はまだ浦和と山形しかサポーターを見ていないんですけれども、それは山形の良い所だと思います。
サポーターの皆さんも一緒にこの苦しい状況を、もちろんストレスが溜まるのはわかりますけれども、乗り越えていただければと思います」

Q:次は3連戦の最後、札幌戦となります。意気込みをお願いします。
「僕らはチャレンジするしかないので、全力で戦うことがまず勝利に向けて大事になると思いますし、相手は非常に流れが良いというか勢いもありますし、個の能力もチーム力も高いですし。ただ、相手をリスペクトしすぎずに、恐れずに、勇気を持って戦いたいと思います」

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