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汰木康也「2、3本チャンスがあったし、作れたので、どこかで決めたかった」加賀健一「最後のところをしっかり押さえられたので良かった」中村駿「自分たちのベースは自分たちで作れている」【山形vs岐阜】試合後の選手コメント

■2017明治安田生命J2リーグ第21節
6月30日(土)山形 2-0 岐阜(19:00KICK OFF/NDスタ/5,368人)
得点者:25’南秀仁(山形)28’松本怜大(山形)
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○汰木康也選手
Q:攻撃で目立つところがあまりなかったでしょうか。
「うーん、1点取れれば良かったです」

Q:2−0からの投入でしたが、3点目を取る役割で?
「そうですね、3点目を取ってトドメを刺すということで出ました。2、3本チャンスがあったし、作れたので、どこかで決めたかったですね。そこの質に限ると思います」

Q:守備は全く危ないところがありませんでした。
「そうですね。途中から出て、もう少し守備のスイッチになりたかったのですが、攻撃ももう1点取りに行く中で、守備も自分がスイッチを入れるというのは、役割を100%はこなせなかったなと思います。でも、その意識は持って入ったし、その中で一番求められていたゴールの部分で試合を楽にできたら一番良かったので、そこの質(を求めていくこと)は、継続してやりたいと思います」

Q:ピッチに入った時に、長沼選手とロータッチしていましたね。
「特に言葉はなかったですが。スピードがあるし、お互いに特徴も知っているのでやりづらさはありましたけど、自分の今の調子だったら、1本仕掛けたみたいに、相手が誰であれ抜けると思うので、それをどうやってゴールに結びつけるかだと思います」

○加賀健一選手
Q:ここ何試合か失点が続いていましたが、久しぶりの無失点試合になりました。
「そうですね。前節、失点ゼロで抑えようという話をした中で2点取られてしまっていたので、そこの悪い流れをなんとしても断ち切りたいと思っていたから、それを達成できてよかった。これを続けて行くことが勝点3につながると思っている。前線の選手が先制してくれて、試合を優位に進めることができているので、終了間際までしっかり0で押さえたい。たとえ0−0で進んだとしても、今のチームなら最後に1点取って1−0で勝てるんじゃないかと思っている。先に点を取ってくれるので非常に助かりますし、今後もなんとか0で抑えてしっかりやっていければと思います」

Q:前節は2−0から追いつかれている。そこはどう考えて守備を?
「前節の徳島戦では、2−0で折り返せるところを2−1にして自分たちで苦しくしてしまったので、そこはみんな個人個人が頭に入れて、集中していたと思います。前半しっかり2−0で終えて、後半もう1点取れば理想的な展開でしたけど。でも、相手にボールを持たれようが何しようが、最後のところをしっかり押さえられたので良かったと思います」

Q:古橋選手のスピードのケアは、加賀さんがマンマーク気味についていたようですが。
「素晴らしい選手だと思いますけど、今までにもああいう速い選手とは散々対戦しているので。まだ若いし、経験を積んで、いずれJ1で活躍するかもしれないですけど、今日に関しては、俺もスピードには自信があるので、別になんでもない、という感じですね」

Q:連勝が4まで伸びました。
「この勝点33 というのは、前半戦折り返しの最低限のミッションだったと思う。後半戦で、開幕からの5戦(1勝2敗2分)の分を取り戻していかないといけないと思います。次はまた横浜FC、栃木とアウェーが続きますが、しっかり勝ってホームに帰って来られればいいかなと思います」

Q:加賀選手が戻った第6節から守備が安定しましたが、チーム全体の守備意識はどう見えていますか。
「最初の5試合に比べれば良くはなって来ているのは間違いないです。前線の選手も良くなっているし、そこはこのまま続けていけば相手の脅威になると思います。守備で失点している試合も何試合かあるし、そこは反省を踏まえてやっていかないといけないと思うし、攻撃も、チャンスの数をもっと増やして、攻守がもっと噛み合っていければ、いい結果が出るんじゃないかと思っています」

○中村駿選手
Q:今日の守備の良かった点は?
「自分たちのベースは自分たちで作れていると思うので、それをピッチで最大限に出せたからこその失点0かなと思います」

Q:カウンターの時に意識していることはありますか?
「僕たちは、拓さん(本田選手)もそうだと思いますが、早めに前に預けてというところだけ。前は能力のある選手がたくさんいるので、任せておけばいいカウンターが毎回出ているので」

Q:前半戦の最初の方と、大きく変わったところは。
「守備が安定したことによって、しっかり勝点を拾えることと、攻められていても自分たちが点を取れるという自信があると思うので、そこはこの21試合で得られたところかなと思います」

Q:今日は相手の中盤3枚に対して、ボランチも高い位置でプレスに行っていましたが、行った時のバランスはどう取っていたのか。
「今日はセンターフォワードも降りて来ていたのでちょっと難しかったですけど、でもいいプレッシャーがかかった時には、11対11だからどこかが浮くということはあまりない。浮いたとしても一番大外を開ければ取れるというイメージがあった。天皇杯(の岐阜戦)は上で見ている選手が多かったのですが、それでも自分たちができるという自信があったので、前から行くことをやめずに行った結果かなと思います」

Q:最後、山岸選手と競り合いになって取られていましたが。
「(笑)。そうですね。(相手は途中出場なので)あれが90分対90分だったらイーブンかなと思うんですけど、負けは負けですね(笑)」

Q:後半戦が始まりますが、ここからさらに勝って行くには?
「自分たちのやり方が見えて来たところなので、それをしっかり築き上げて行くこと、もっともっと精度を高くやっていくことが大事かなと思います」

Q:ここ数試合はいずれも複数得点しています。プレーしていてどういうところが大きな要因だと思いますか?
「持たれる時間が長いですけど、自分たちでもボールを持った時のクオリティはだいぶ高いものがあると思うので、そこでしっかりチャンスを作って得点できている、決め切ることができているからかなと思います」

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