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【山形vs札幌】レポート:一歩前へ。そこで見えた光と影。

■2016明治安田生命J2リーグ 第8節
4月17日(日)山形 1-1 札幌(14:04KICK OFF/NDスタ/4,871人)
得点者:11’汰木康也(山形)59’内村圭宏(札幌)
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「自分自身も、何かは変えてやろうと思っているし、選手全員が何かを変えてやろうと思って入ったゲームだった」

人もシステムも変えて臨んだこのゲーム、新たに先発出場のチャンスをつかんだ一人、田代真一のこの一戦に懸ける意気込みだ。手詰まり状態の4連敗、そして今節はアルセウ、宇佐美宏和が出場停止。そうした状況に札幌のシステムや戦術を加味し、選択されたのは今シーズン初の4バック。フレッシュな顔ぶれが11人の中に加えられた。センターバックの田代は今シーズン加入後初の出場、両サイドハーフの汰木康也はU-22選抜で出場したJ3以外ではプロ初先発、伊東俊も昨年5月の負傷後は初先発となる。いずれもチーム内では足元の技術の高い3人。さらに川西翔太をボランチで起用し、紅白戦等でビルドアップでは大きな手ごたえをつかんでこの一戦に臨んでいた。

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