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【G大阪vs山形】レポート:防げなかった5分間の嵐、今季ラストゲームを飾れず。

■2015明治安田生命J1リーグ 2ndステージ第17節
11月22日(日)G大阪 4-0 山形(13:33KICK OFF/万博/18,219人)
得点者:61’大森晃太郎(G大阪)63’大森晃太郎(G大阪)64′ 長沢駿(G大阪)66’米倉恒貴(G大阪)
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2015モンテディオ最後の舞台は万博記念競技場。G大阪は新スタジアムの完成を受け、万博でリーグ戦を行うのはこれが最後となる。さらに、チャンピオンシップ争いでは勝ち点2差でFC東京を追っていた。チャンピオンシップに進出するには勝利しかないG大阪。立ち上がりはそのG大阪の猛攻に晒された。

自陣に押し込まれたモンテディオはG大阪の1トップ・宇佐美貴史のドリブルや、2列目の倉田秋、大森晃太郎、阿部浩之が流動的に動きながら素早く回すパスワークに翻弄され、ペナルティーエリア付近への進入を許す。7分には今野泰幸のくさびから倉田が胸で落とし、宇佐美貴がペナルティーエリア内でシュート。シュートは浮いて枠をそれたが、ポイントごとに後手を踏んだ。

最終ラインを広げて両サイドを押し上げ、ビルドアップを図るG大阪。これに対し、モンテディオは高い位置から食いつかず、自陣に5枚と3枚、その前にもう1枚ディエゴを配置するブロックを敷いて我慢する守備を選択し、林陵平も中央でパスの中継役となる遠藤保仁へのパスコースを抑えた。G大阪のボールが同サイドを縦に動き、モンテディオ陣内に入れば、モンテディオのブロックはボール方向へスライドし、密集を作る。G大阪の出し手と受け手の自由を奪い、前半、G大阪のシュートは散発に終わっている。

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