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【山形vsFC東京】プレビュー:課題の得点力アップへ、下される決断(2090文字)

■2015明治安田生命J1リーグ 1stステージ第7節
4月24日(土)山形vsFC東京(18:30KICK OFF/NDスタ)
試合情報(山形公式)
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1月26日に千葉県館山市での長期キャンプをスタートさせたモンテディオが、2週間後、力試しの場として今シーズン初めての練習試合を行ったのが2月7日、FC東京戦だった。

小平グランドの一般観覧スペースが人であふれるほどに多くの両チームサポーターが詰めかけるなか、30分×3本で行われた試合は2-0でモンテディオが勝利。2本目に伊東俊、林陵平がゴールを決め、アシストも互いに一つずつ。初実戦としては上々の結果だった。しかし、けっして相手を凌駕していたわけではない。1本目はFC東京がシュートを決めきれないシーンがあり、背後を突かれたり、クロスが上がる状況でマークと距離を置かれたりと決定的なピンチは何度かあった。2-0で勝利した事実は、現在の両チームの状況とは関係がない。

モンテディオは6試合で得点2、失点6。守備面は一定の安定感を維持しているものの、4試合で無得点。シュート数だけを見ればけっして少ないわけではないが、毎年他のJ1チームの攻撃陣と対峙してきた相手守備の網を破れずにいる。必要なのは精度なのか、力強さなのか、動きの質なのか、メンタルなのか、あるいは、人を代えることなのか。

すべての可能性の中から得点力アップへの策が模索された今週、一つの答えが導き出された。

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