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【山形vs名古屋】石﨑信弘監督(山形)記者会見コメント「もう少し試合の入り方を意識していかなければいけない」(1706文字)

■Jリーグヤマザキナビスコカップ 予選リーグ 第3節
4月8日(水)山形 3-3 名古屋(19:04KICK OFF/NDスタ/3,558人)
得点者:8’竹内彬(名古屋)40’當間建文(山形)49’矢田旭(名古屋)56′ 當間建文(山形)63’ノヴァコヴィッチ(名古屋)90’+2 萬代宏樹(山形)
公式記録(山形公式)
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●石﨑信弘監督(山形)
「まずナビスコという形で、前節、リーグ戦で試合の入り方が悪かったということで、その課題を挙げて今日の試合の入り方をしっかりやっていこうという形だったですけど、自分たちのミスからコーナーキックを与えてしまって失点してしまった。やはり、試合の入り方というのはしっかりやっていかないと。今日はまだ追いついたからよかったと思うんですけど、後半も早い時間帯に失点してしまうというところで、もう少し試合の入り方を意識していかなければいけないんじゃないかなと思います。すぐ中3日で、今度はリーグ戦の鳥栖戦。リーグ戦で連敗ではできないので、試合に向けて3日間、いいトレーニングをして、いい結果が出せるようにしていきたいと思います」

Q:試合の入り方の話がありましたが、うまくいかない原因としてはどんなことがありますか?
「それがわかればそういう形にならないと思うので、これからビデオを見て研究したいと思います」

Q:高木純平選手が初出場で、中に切り込んだり、他の選手とは違うプレーがあったかなと思いますが、監督の評価は?
「特に前半なんですけど、純平のほうのサイドが、結構相手のディフェンスがルーズだということで、もう少しそういうところをうまく使っていければ、もう少しチャンスができたんじゃないかなと思いますし、後半、左サイドから純平にいいクロスが入っていたと思うんですけど、そういうところをきっちり決めていかなければいけないんじゃないかなと思います」

Q:前半はパススピードが遅く足元でひっかかるようなパスが多かったですが、技術的な問題か、精神的なものか、どうですか?
「両方だと思います」

Q;改善できそうですか?
「技術が上がれば、通るところは通る。J2だと『これぐらいでいいだろう』というパスでも通ると思うんですけど、J1レベルになると狙ったところにきっちり通していかないと、なかなかパスもうまく回らないんじゃないかなと。今日は相手が名古屋だったから、イージーなミスがあってもやられはしなかった部分がたくさんあったと思うんですけど、そういうところを個人的に突き詰めていかないと、個人として、あるいはチームとしてレベルアップできないんじゃないかなと思います」

Q:3失点しましたが、3度追いつきました。追いついたことの感想をお願いします。
「まずは、3失点ですよね。先ほども言いましたけども、自分たちのミスからコーナーキックを与えてしまったところ。それが積極的なプレーのなかでミスが出てやられたらいいんですけど、消極的なプレーのなかでボールを奪われてピンチになっていくというところは改善していかなければいけないんじゃないかと思いますし、後半の2失点もそうなんですけど、あまりにも簡単にやられ過ぎるところがある。そういうところを十分集中してやっていかなければ。あんなに簡単に失点しているようじゃ、この先厳しくなってくるんじゃないかなと。ただ、得点のところはコーナーキックから2点とも當間が入れたんですけども、そういうところはキックの精度とか、入るタイミングとか、狙いどおりの練習をしたことがうまく出せたんじゃないかなと。3点目のところなんですけど、萬代を入れた時に、林と萬代の2トップ気味、デカい選手が前にいるというなかで、もう少しサイドの選手、キム ボムヨンにしても、高木利弥にしても、高い選手が真ん中にいるというところをもう少し考えながらプレーしていければ、もっと点が入っていたんじゃないかなと。萬代に足で期待するのは……いいことだと思います」

Q:當間選手が自身初の2ゴールでしたが、當間選手のプレーについてどうでしたか?
「よかったと思います。もう1点、コーナーキックを入れてくれたらもっとよかった。セットプレーで3点、ハットトリックしたら素晴らしいじゃないですか。セットプレーの部分は、先ほども言いましたけど、キックの精度と入ってくるタイミングと、本当に狙ったとおりのところに蹴れていたし、狙ったところに入っていけていたと。これは相手のマークという問題もありますので一概には言えないんですけど、キックの精度と入っていく場所が合えばゴールが生まれると思います」

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