浦レポ by 浦和フットボール通信

キャンプ終盤で負荷は軽く終了、大事にされている「ちょっとした」動き【轡田哲朗 沖縄キャンプレポート19日目】

(Report by 轡田哲朗)

強い負荷を与える時期はもう終わったのだろう

浦和レッズは、沖縄県でのトレーニングキャンプ中の2月4日は午前中のみのトレーニングで終えた。2日に名古屋グランパスとトレーニングマッチを実施していて、各選手にまとまったプレータイムがあった。6日の最終日にもサガン鳥栖と対戦することが決まっていて、どうやらそれなりの時間が確保されるゲームになりそうなので、トレーン具の繰り返しで体に負荷を掛けていく時期は終わったのだろう。この日も実戦形式のような形で11人ずつに選手を並べている時間はあったのだけど、関根貴大に聞くと「名古屋戦でハマらなかった部分のフィードバックだった」ということで新しい何かに取り組んだのとは違うニュアンスだし、バチバチに激しくやるような感じではなかった。

この日はパスコントロールにあたる毎日の基礎的な部分と、サッカーバレーと呼ぶようなレクリエーション系を入れた後、テンポを上げたポゼッションゲームをしていた。その後は前述のフィードバックのために11対11の形を作って短い時間の確認をしただけなので、実質的にはポゼッションゲームまでで終わりだったと言えるだろう。

キャンプの取材に来ていると毎日が同じような感じになるので、「今日は何曜日ですか?」と聞かれると、全く分からなくなるもの。なんだか今日はサポーターの姿が多いなと感じたら、日曜日だったことに気が付いたのだけど、前日の土曜日がピッチを使わないオフに近い日になっていたので、週末の練習を見に来やすいタイミングで負荷も軽かったので選手に余裕があっただろうし、サインをもらうとか、写真を撮るようなことをしやすい機会があったのは良かった。

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