浦レポ by 浦和フットボール通信

土田尚史スポーツダイレクターが退任「求められる役割に対する責任を果たすことができない、或いは掲げた目標を達成することができないのであれば、当然ながらその立場に身を置き続けるべきではないと考え、こうした決断した」

このたび、土田尚史スポーツダイレクターが2023シーズンをもって退任することが決定したことを浦和レッズが発表した。なお、フットボール本部の体制は引き続き、戸苅淳本部長、西野努テクニカルダイレクター、堀之内聖課長を中心に、引き続きチームのサポートを行うとした。

土田尚史スポーツダイレクターコメント

2023シーズンをもちまして、4シーズンに渡り務めてまいりました、スポーツダイレクターの職を辞することといたしました。浦和レッズを愛するファン・サポーターのみなさまを始め、これまで私を支えてくださった全ての方に、この場をお借りして心より御礼申し上げます。

振り返ってみますと、スポーツダイレクターへの就任を打診された際、大変光栄に感じると同時に、強化責任者としての経験の無い私がその重責を担って良いものかという葛藤を強く感じた事が思い出されます。

その葛藤の末に、私の人生そのものとも言えるこのクラブから求められる役割であれば、どんなことでも全力で取り組むことこそが当然の務めだという考えに思い至り、スポーツダイレクターという職に、今日まで私の持つ力と情熱の限りを注いでまいりました。
ですが、長くプロの世界に身を置く者として、求められる役割に対する責任を果たすことができない、或いは掲げた目標を達成することができないのであれば、当然ながらその立場に身を置き続けるべきではないと考え、こうした決断をいたしました。

浦和レッズというクラブは、これからも私の人生そのものであり続けます。

浦和レッズがこれからも、多くの方々に愛され、必要とされ、そして幸せと感動を与えられるクラブであり続けることを、心から願っております。
そして、どんな立場、距離感、役割であれ、その一助であり続ける人生をこれからも送ってまいりたいと思います。

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