メンバー構成は不透明、笛が鳴ったら目指すのは勝ち抜けのみ【轡田哲朗レッズプレビュー/天皇杯・山形戦】
(Report by 轡田哲朗)
移籍市場が動いているタイミングでの不透明さ
浦和レッズは7月12日に天皇杯3回戦でモンテディオ山形と対戦する。この大会は全てのゲームが名目上は「中立地」になるが、基本的にはアウェーゲームと言って問題ないだろう。天皇杯は優勝チームにAFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場権が与えられることから、クラブの中で優先順位が「2番目である」ということをマチェイ・スコルジャ監督が約1カ月前の大会初戦を前に話していた。言ってみれば、ここから5回勝利すれば勝ち取れるタイトルとアジアへの権利だ。
とはいえ、昨年はこのラウンドでザスパクサツ群馬に敗れて大会から姿を消している。相手がJ2のクラブであることに起因した、ただ突破するだけでなく圧倒的な試合をうんぬんという考えを頭から否定はしないけれども、トーナメントは何であれ突破したチームがえらいし得失点差のような次の試合に持ち越す要素もない。マチェイさんも「延長戦を含むすべてのシナリオに対して準備できていなければいけない」と話していたけれども、先に進んだら100点でそれ以外の要素はボーナスポイントとして見ればいいと思っている。
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